映画界で名脇役として笹野高史を認めない人はいないと思います。
映画「男はつらいよ」にも11回も登場している。
シリーズ終盤を支えた名脇役中の名脇役でした。
演技力はもちろん、登場すると強烈な個性が印象的ですな・・・。
山田洋次監督作品の常連で1985年から「男はつらいよ・柴又より愛をこめて」に初登場して、1995年の最終作品「男はつらいよ・寅次郎紅の花」まで11回出演しました。
笹野高史さんは、原則としてくる仕事を拒まないし、自称「ワンシーン役者」といっていたそうです。
山田監督の時代劇には欠かせない存在で、「武士の一分」では第30回日本アカデミー賞最優秀助演賞を受賞しました。
「男はつらいよ」に出演した11作品を紹介します。
第40作品「寅次郎サラダ記念日」では寅さんとポンシュウが売っていた運動靴を試着するふりして履いたまま逃走。
逃げ足の速いこと、早いこと、そのはずです笹野さんは高校時代陸上部で100メートル競走、200メートル競走で短距離の専門だったそうです。