昨日10日のNHKFM「ラジオ深夜便」の案内役は石澤典夫アンカーでした。
「にっぽんの歌こころの歌」の時間では、伊勢正三の作品集でした。
伊勢正三は昭和26年生まれ、大分県津久見市出身。
高校時代に先輩だった南こうせつに誘われてコーラス部でバンドを結成する。
先に上京しソロやかぐや姫を結成し音楽活動をしていた南こうせつが、大学入学間もない伊勢正三を「かぐや姫」の新メンバーに再び勧誘し加入、山田パンダと3人で活躍したのは、ご存じの通りです。
昭和49年「22才の別れ」 歌:風 作詞・作曲:伊勢正三
http://youtu.be/EQIMNYYFb7s
♪あなたに「さよなら」って言えるのは今日だけ
明日になって またあなたの暖い手に触れたら
きっと言えなくなってしまう
そんな気がして…
私には 鏡に映ったあなたの姿を 見つけられずに
私の目の前にあった幸せに すがりついてしまった
http://youtu.be/EQIMNYYFb7s
♪あなたに「さよなら」って言えるのは今日だけ
明日になって またあなたの暖い手に触れたら
きっと言えなくなってしまう
そんな気がして…
私には 鏡に映ったあなたの姿を 見つけられずに
私の目の前にあった幸せに すがりついてしまった
私の誕生日に 22本のローソクをたて
ひとつひとつが みんな君の人生だねって言って
17本目からはいっしょに火をつけたのが
きのうのことのように…
今はただ 5年の月日が永すぎた 春といえるだけです
あなたの 知らないところへ嫁いでゆく 私にとって
ひとつひとつが みんな君の人生だねって言って
17本目からはいっしょに火をつけたのが
きのうのことのように…
今はただ 5年の月日が永すぎた 春といえるだけです
あなたの 知らないところへ嫁いでゆく 私にとって
ひとつだけ こんな私のわがまま聞いて くれるなら
あなたは あなたのままで
変らずにいて下さい そのままで♪
あなたは あなたのままで
変らずにいて下さい そのままで♪
昭和51年「ささやかなこの人生」 歌:風 作詞・作曲:伊勢正三
http://youtu.be/jsmajjTwx2M
♪花びらが 散ったあとの
桜がとても 冷たくされるように
誰にも 心の片隅に
見せたくはないものが あるよね
http://youtu.be/jsmajjTwx2M
♪花びらが 散ったあとの
桜がとても 冷たくされるように
誰にも 心の片隅に
見せたくはないものが あるよね
だけど 人を愛したら
誰でも心のとびらを 閉め忘れては
傷つき そして傷つけて
ひきかえすことの出来ない 人生に気がつく
誰でも心のとびらを 閉め忘れては
傷つき そして傷つけて
ひきかえすことの出来ない 人生に気がつく
やさしかった 恋人達よ
ふり返るのは やめよう
時の流れを 背中で感じて
夕焼けに 涙すればいい
ふり返るのは やめよう
時の流れを 背中で感じて
夕焼けに 涙すればいい
誰かを 愛したその日には
たとえば ちっぽけな絵葉書にも心が動き
愛をなくしたその日には
街角の唄にも ふと足を止めたりする
たとえば ちっぽけな絵葉書にも心が動き
愛をなくしたその日には
街角の唄にも ふと足を止めたりする
風よ 季節の訪れを
告げたら 淋しい人の心に吹け
そして めぐる季節よ
その愛を拾って 終わりのない物語を作れ
告げたら 淋しい人の心に吹け
そして めぐる季節よ
その愛を拾って 終わりのない物語を作れ
やさしかった 恋人達よ
ささやかな この人生を
喜びとか 悲しみとかの
言葉で決めて 欲しくはない
昭和50年「あの唄はもう唄わないんですか」 歌:風 作詞・作曲:伊勢正三
http://youtu.be/WnOUSAO3lyg
♪今朝 新聞の片隅に
ポツンと小さく出ていました
あなたのリサイタルの記事です
もう一年経ったのですね
ささやかな この人生を
喜びとか 悲しみとかの
言葉で決めて 欲しくはない
http://youtu.be/WnOUSAO3lyg
♪今朝 新聞の片隅に
ポツンと小さく出ていました
あなたのリサイタルの記事です
もう一年経ったのですね
去年もひとりで誰にも知れずに
一番うしろで見てました
あの唄 も一度聞きたくて
私のために作ってくれたと
今も信じてる あの唄を………
一番うしろで見てました
あの唄 も一度聞きたくて
私のために作ってくれたと
今も信じてる あの唄を………
あなたと初めて 出会ったのは
坂の途中の小さな店
あなたはいつも唄っていた
安いギターをいたわるように
坂の途中の小さな店
あなたはいつも唄っていた
安いギターをいたわるように
いつかあなたのポケットにあった
あの店のマッチ箱ひとつ
今でも時々 とりだして
ひとつ つけてはすぐに消します
あなたの香りが しないうちに………
あの店のマッチ箱ひとつ
今でも時々 とりだして
ひとつ つけてはすぐに消します
あなたの香りが しないうちに………
雨が降る日は 近くの駅まで
ひとつの傘の中 帰り道
そして二人で 口ずさんだ
あの唄はもう唄わないのですか
私にとっては思い出なのに
ひとつの傘の中 帰り道
そして二人で 口ずさんだ
あの唄はもう唄わないのですか
私にとっては思い出なのに
昭和52年「海風」 歌:風 作詞・作曲:伊勢正三
http://youtu.be/fc7GiKM87sg
♪海風 吹いてた あの頃いつの時も
潮の満干に すべてを感じて
幼な心に吹いてた 淋しい時 (とても淋しい時)
今もぼくのなぐさめに吹くのは 海風… 海風…
http://youtu.be/fc7GiKM87sg
♪海風 吹いてた あの頃いつの時も
潮の満干に すべてを感じて
幼な心に吹いてた 淋しい時 (とても淋しい時)
今もぼくのなぐさめに吹くのは 海風… 海風…
海風 吹いてた 今はここにいるけど
時の流れが ぼくを変えても
今も故郷に吹く あの日の夢 (とてもきれいな夢)
今のぼくに何かを 残してくれた 海風… 海風…
時の流れが ぼくを変えても
今も故郷に吹く あの日の夢 (とてもきれいな夢)
今のぼくに何かを 残してくれた 海風… 海風…
海風… 海風…
海風… 海風…
海風… 海風…
海風… 海風…
海風… 海風…
昭和49年「なごり雪」 歌・作詞・作曲:伊勢正三
http://youtu.be/HFuwsel1zyI
汽車を待つ君の横で
ぼくは時計を気にしてる
季節はずれの雪が降ってる
「東京で見る雪はこれが最後ね」と
さみしそうに 君がつぶやく
なごり雪も 降る時を知り
ふざけすぎた 季節のあとで
今 春が来て 君はきれいになった
去年よりずっと きれいになった
http://youtu.be/HFuwsel1zyI
汽車を待つ君の横で
ぼくは時計を気にしてる
季節はずれの雪が降ってる
「東京で見る雪はこれが最後ね」と
さみしそうに 君がつぶやく
なごり雪も 降る時を知り
ふざけすぎた 季節のあとで
今 春が来て 君はきれいになった
去年よりずっと きれいになった
動き始めた
汽車の窓に 顔をつけて
君は何か 言おうとしている
君の口びるが
「さようなら」と動くことが
こわくて 下を向いてた
時が行けば 幼い君も
大人になると 気づかないまま
今 春が来て 君はきれいになった
去年よりずっと きれいになった
汽車の窓に 顔をつけて
君は何か 言おうとしている
君の口びるが
「さようなら」と動くことが
こわくて 下を向いてた
時が行けば 幼い君も
大人になると 気づかないまま
今 春が来て 君はきれいになった
去年よりずっと きれいになった
君が去った ホームに残り
落ちてはとける 雪を見ていた
今 春が来て 君はきれいになった
去年よりずっと きれいになった
落ちてはとける 雪を見ていた
今 春が来て 君はきれいになった
去年よりずっと きれいになった
伊勢正三の歌詞と曲は、なぜか、セピア色のようねもの悲しい想いがしますね!