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Channel: いよいよおじさんの雑記帳
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またクジラが日常的に食べられるようになるかも・・・。

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先日のニュースで、政府は20日、国際捕鯨委員会(IWC)から脱退する方針を固めた。というのをしりました。
いいことだ。クジラはどんどん頭数は増えているということです。
また商業捕鯨がはじまれば、いつもクジラの肉が食べられるようになるかもしれませんね。
自分の子供の頃のお肉といえばクジラの肉ででした。
昭和20年代、佐世保に住んでいる姉の家に遊びに行ったとき、クジラの専門の魚屋があったのをおもいだしました。クジラのあらゆる部分が売ってました。
とくに百尋(ひゃくひろ)という小腸の塩ゆでがおいしかったですよ。


今朝の産経新聞の「産経抄」を紹介します。

学校の給食で供されたクジラの竜田揚げは硬くてなかなかかみ切れず、不人気メニューだった。大学時代、仲間と一杯やる際は、クジラベーコンが定番のつまみだった。何しろ安かったし、近所のコンビニでもパック入りで普通に売っていた。クジラは昭和の頃、確かに身近な存在だった。
 ▼1982(昭和57)年、国際捕鯨委員会(IWC)が商業目的の捕鯨の一時停止を決め、日本も6年後に撤退したことで食文化は一変する。平成に入って数年後、専門店でナガスクジラの尾の身を食べたときには、もう在庫の少ない貴重品となっていた。
 ▼その後はクジラを賞味する機会がどんどん減った。数年前の正月に、親族宅で百尋(ひゃくひろ)(小腸)の塩ゆでをいただいた際にはがっついてしまい、高価なのだから少しは遠慮しろと叱られた。それほどおいしく感じたのである。
 ▼現在では、クジラを一度も口にしたことのない若者も珍しくなかろう。食文化の断絶である。それが今回、政府がIWC脱退方針を固めたことで、すぐにとはいかずとも将来は、再びクジラが一般家庭の食卓に上る可能性がでてきた。時代も世も変わりゆく。
 ▼そもそも、あまたいる哺乳類のうち、なぜ鯨類だけが神聖視され、過剰に保護されなければならないのかさっぱり分からない。鯨類は知能が高いからという説明も聞くが、それならば人になれやすく、頭もいいブタを食べてよいのはなぜなのか。
 ▼おそらく反捕鯨国や団体も、クジラを食べるのはだめだがブタは問題ないと、万人を納得させる理屈など持っていないのだろう。反捕鯨国は頭を冷やし、邪魔をしないでもらいたい。小欄は、クジラのコロ(皮)のおでんを、いつか安価で楽しめる日を待ち望むばかりである

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