「月曜ロードシュー」は昭和44年10月6日から昭和62年9月21日までTBS系列局で放送されていた映画番組でした。
解説は、視聴者に語りかける雰囲気が特徴な荻昌弘さんでした。
先日、YouTubeを見ていたら「松竹映画70年の女優」というのに巡り合った。
東映映画といえば男性中心の映画だったのに比べると、松竹映画はやはり昔から女優を前面にだした映画が多かったように思います。
「松竹映画70年の女優」という特別編は、荻昌弘さんの解説から始まる「月曜ロードショー」で放送されたものだったようです。
副題に「田中絹代から寅さんのマドンナたち」となっていました。
最後の方に「男はつらいよ」の最新作として31作目の「旅と女と寅次郎」を紹介していましたから、この映画は昭和58年の正月に封切られたものなので、「松竹映画70年の女優」は昭和57年に作られたものと判断します。
これには、懐かしいCMがおおく流れてきていました。
最初は「寅さん映画」の撮影風景から始まりました。
昭和6年「マダムと女房」 監督:五所平之助
出演:田中絹代 渡辺篤
日本初のオ-ルトーキー映画
昭和7年「伊豆の踊子」 監督:五所平之助
主演:田中絹代
昭和12年「淑女は何4を忘れたか」 監督:小津安二郎
出演:栗島すみ子、吉川満子、飯田蝶子。
昭和13年「愛染かつら」 監督:野村浩将
出演:田中絹江、 上原謙(加山雄三のお父さん)
昭和11年「人妻椿」 監督:野村浩将
出演:川崎弘子 笠智衆 上原謙
その後も大女優たちが続々と登場してきました。
高杉早苗、逢初夢子、桑野道子、高峰三枝子、原節子、杉村春子、美空ひばり、高峰秀子、淡島千景、岸恵子、高千穂ひづる、有馬稲子、桑野みゆき(桑野道子の娘)、岡田茉莉子、倍賞千恵子、倍賞美津子、光本幸子、桃井かおり、岩下志麻、等など、多くの女優たちが松竹映画から誕生しました。