昭和の写真から・・・
昭和21年、憲法公布を祝う日の丸が掲げられる銀座道り。
銀座道りに並ぶ露店は400軒以上、人々が買い物を楽しんでいます。
路面電車が走っています。
昭和26年、同じ銀座6丁目の東側、「小松ストア」という看板が見えています。
隣はめがねの看板がみえます、眼鏡屋さんみたいです。
焼け跡に急造された店が立ち並び、道路を占拠していた露店は出店禁止になり消えています。
撮影年は不詳、都電の時代の銀座。望遠レンズで撮影した写真です。
車がふえたといっても、まだのんびりしている様子。
バスはボンネットタイプだし、路面電車は次々と走っている。
”ちっごがわ”が初めて東京銀座の柳をみたのは、昭和32年の春、高校の修学旅行の時でした。
田舎者には、渋滞している車の多さにびっくりしたものです。
車といえば、近所の酒屋にあったトラック、こんにゃく屋にあたオート三輪ぐらいしか見たことがありませんでしたから・・・・。
この年には、まだ東京タワーも完成していない時でした。
銀座を題材にした歌は多く作られました。
黒沢明とロスプリモスの「たそがれの銀座」はムード歌謡として大ヒットしました。