昨日のNHKF「ラジオ深夜便」の案内役は、須磨佳津江アンカーでした。
「にっぽんの歌こころの歌」に時間では、作曲家の渡久地政信さんが作曲された作品が流れてきました。
渡久地政信さんは、大正5年沖縄県に生まれ、1998年9月13日に81歳で亡くなっています。なので今日がご命日なんです。
作家で綴る流行歌:渡久地政信(作曲)作品集 |
昭和38年「島のブルース」 唄:三沢あけみ&和田弘とマヒナスターズ 作詞:吉川静夫 作曲:渡久地政信
♪奄美なちかしや 蘇鉄(ソテツ)のかげで 泣けばゆれます サネン花ョ ながい黒髪 島むすめ島むすめョ 愛人(カナ)はいまごろ 起きてか寝てか 淋しがらせる 浜千鳥ョ 南風(ハエ)のふく夜は ねむられぬねむられぬョ・・・♪
♪奄美なちかしや 蘇鉄(ソテツ)のかげで 泣けばゆれます サネン花ョ ながい黒髪 島むすめ島むすめョ 愛人(カナ)はいまごろ 起きてか寝てか 淋しがらせる 浜千鳥ョ 南風(ハエ)のふく夜は ねむられぬねむられぬョ・・・♪
昭和26年「上海帰りのリル」 唄:津村 謙 作詞:東条寿三郎 作曲:渡久地政信
渡久地さんはこの当時、貧乏のなか寒い日に毛布を頭からかぶるようにして作曲したそうです。この歌が大ヒットしてやっと普通の生活ができるようになったそうです。
♪船を見つめていた ハマのキャバレーにいた 風の噂は リル 上海帰りの リル リル 甘いせつない 思い出だけを 胸にたぐって 探して歩く リル リル どこにいるのか リル だれかリルを 知らないか 黒いドレスを見た 泣いていたのを見た 戻れこの手にリル 上海帰りの・・・♪
渡久地さんはこの当時、貧乏のなか寒い日に毛布を頭からかぶるようにして作曲したそうです。この歌が大ヒットしてやっと普通の生活ができるようになったそうです。
♪船を見つめていた ハマのキャバレーにいた 風の噂は リル 上海帰りの リル リル 甘いせつない 思い出だけを 胸にたぐって 探して歩く リル リル どこにいるのか リル だれかリルを 知らないか 黒いドレスを見た 泣いていたのを見た 戻れこの手にリル 上海帰りの・・・♪
昭和26年「東京の椿姫」 唄:津村 謙 作詞:東条寿三郎 作曲:渡久地政信
♪窓うつ風の ためいきか 更けてネオンの 点る街 その名は 知らない いつか寂しく 浮ぶ顔 あゝ思い出の 胸にすむ 東京の椿姫 嘆きの酒に 酔いしれて なにも云わずに 泣いていた その名は 知らない 夢にしみこむ・・・♪
♪窓うつ風の ためいきか 更けてネオンの 点る街 その名は 知らない いつか寂しく 浮ぶ顔 あゝ思い出の 胸にすむ 東京の椿姫 嘆きの酒に 酔いしれて なにも云わずに 泣いていた その名は 知らない 夢にしみこむ・・・♪
昭和29年「お富さん」 唄:春日 八郎 作詞:山崎正 作曲:渡久地政信
この歌が全国に大ヒットして、町中に流れていました。
花見の季節になると、どのグループも手拍子で「お富さん」の大合唱していた大人たちを見ていたことを思い出します。
♪粋な黒塀 見越しの松に 仇な姿の 洗い髪 死んだ筈だよ お富さん 生きていたとは お釈迦さまでも 知らぬ仏の お富さん エーサォー 玄冶店 過ぎた昔を 恨むじゃないが 風も沁みるよ 傷の跡 久しぶりだな お富さん 今じゃ・・・♪
この歌が全国に大ヒットして、町中に流れていました。
花見の季節になると、どのグループも手拍子で「お富さん」の大合唱していた大人たちを見ていたことを思い出します。
♪粋な黒塀 見越しの松に 仇な姿の 洗い髪 死んだ筈だよ お富さん 生きていたとは お釈迦さまでも 知らぬ仏の お富さん エーサォー 玄冶店 過ぎた昔を 恨むじゃないが 風も沁みるよ 傷の跡 久しぶりだな お富さん 今じゃ・・・♪
昭和30年「島の船唄」 唄:三橋美智也 作詞:矢野亮、作曲:渡久地政信
昭和30年代は、”三橋美智也で明けて三橋美智也で暮れる”といわれるほどの大ブームでした。
♪茜流して もう陽が沈む 胸の思いも つい燃える エッサホイ エッサホイ 海はぎらなぎ 船足ァ遅い 磯で待つ身を エンヤコラホイ エンヤコラホイ 思やんせ 帰る鵜の鳥 せきゃるなしばし 知らぬふりとは つれなかろ エッサホイ エッサホイ あせりゃ櫓(ろ)べそも ギギッと・・・♪
昭和30年代は、”三橋美智也で明けて三橋美智也で暮れる”といわれるほどの大ブームでした。
♪茜流して もう陽が沈む 胸の思いも つい燃える エッサホイ エッサホイ 海はぎらなぎ 船足ァ遅い 磯で待つ身を エンヤコラホイ エンヤコラホイ 思やんせ 帰る鵜の鳥 せきゃるなしばし 知らぬふりとは つれなかろ エッサホイ エッサホイ あせりゃ櫓(ろ)べそも ギギッと・・・♪
昭和30年「東京アンナ」 唄:大津美子 作詞:藤間哲郎 作曲:渡久地政信
♪ライトの虹を 踏みながら 銀座の夜を ひらく薔薇 ああ誰か呼ぶ 舞姫の その名はアンナ 東京アンナ 噂のアンナ 柔らな肌を 黒髪に 隠せど甘き 流し瞳(め)よ ああ誰ゆえに 情熱の その名はアンナ 東京アンナ 妖しき・・・♪
♪ライトの虹を 踏みながら 銀座の夜を ひらく薔薇 ああ誰か呼ぶ 舞姫の その名はアンナ 東京アンナ 噂のアンナ 柔らな肌を 黒髪に 隠せど甘き 流し瞳(め)よ ああ誰ゆえに 情熱の その名はアンナ 東京アンナ 妖しき・・・♪
昭和32年「踊子」 唄:三浦洸一 作詞:喜志 邦三、作曲:渡久地 政信
♪さよならも 言えず 泣いている 私の踊子よ …… ああ 船が出る 天城峠で 会(お)うた日は 絵のように あでやかな 袖が雨に 濡れていた 赤い袖に 白い雨…… 月のきれいな 伊豆の宿 紅いろの 灯(ともしび)に・・・♪
♪さよならも 言えず 泣いている 私の踊子よ …… ああ 船が出る 天城峠で 会(お)うた日は 絵のように あでやかな 袖が雨に 濡れていた 赤い袖に 白い雨…… 月のきれいな 伊豆の宿 紅いろの 灯(ともしび)に・・・♪
昭和33年「俺は淋しいんだ」 唄:フランク永井 作詞:佐伯孝夫 作曲:渡久地政信
♪赤い灯 青い灯 ともる街角に あの娘を捨てて 俺はゆく さようなら さようなら 俺は淋しいんだ あの娘と別れて ひとり旅へゆく 見返る あの街 星も泣いている まぶたもいつか 熱くなる さようなら さようなら 俺は淋しい・・・♪
♪赤い灯 青い灯 ともる街角に あの娘を捨てて 俺はゆく さようなら さようなら 俺は淋しいんだ あの娘と別れて ひとり旅へゆく 見返る あの街 星も泣いている まぶたもいつか 熱くなる さようなら さようなら 俺は淋しい・・・♪
昭和35年「お百度こいさん」 唄:和田弘とマヒナスターズ 作詞:喜志邦三 作曲:渡久地政信
♪あきらめられない この願い 泣いて船場の こいさんが 芝居の裏の雨の夜 お百度まいりの法善寺 くすり問屋のあの人に あの人に どうぞ添わせて どうぞ添わせて おくれやす おくれやす 女の心は ひとすじよ 夫婦ぜんざい 軒したに 紅提灯のともる道 お百度まいり・・・♪
♪あきらめられない この願い 泣いて船場の こいさんが 芝居の裏の雨の夜 お百度まいりの法善寺 くすり問屋のあの人に あの人に どうぞ添わせて どうぞ添わせて おくれやす おくれやす 女の心は ひとすじよ 夫婦ぜんざい 軒したに 紅提灯のともる道 お百度まいり・・・♪
昭和36年「湖愁」 唄:松島アキラ 作詞:宮川哲夫. 作曲:渡久地政信.
♪悲しい恋の なきがらはそっと流そう 泣かないでかわいあの娘よ さようならたそがれ迫る 湖の水に浮かべる 木の葉舟 ひとり旅の 淋しさは知っていたのさ 始めからはぐれ小鳩か 白樺の梢に一羽・・・♪
♪悲しい恋の なきがらはそっと流そう 泣かないでかわいあの娘よ さようならたそがれ迫る 湖の水に浮かべる 木の葉舟 ひとり旅の 淋しさは知っていたのさ 始めからはぐれ小鳩か 白樺の梢に一羽・・・♪
昭和43年「長崎ブルース」 唄:青江三奈 作詞:吉川静夫. 作曲:渡久地政信.
♪逢えば別れが こんなにつらい逢わなきゃ夜がやるせないどうすりゃいいのさ 思案橋丸山せつない恋灯りああ せつない長崎ブルースよ 泣いてすがれば 好きだと抱いてとかせた帯ひも南蛮・・・♪
♪逢えば別れが こんなにつらい逢わなきゃ夜がやるせないどうすりゃいいのさ 思案橋丸山せつない恋灯りああ せつない長崎ブルースよ 泣いてすがれば 好きだと抱いてとかせた帯ひも南蛮・・・♪
いや~!懐かしい歌ばかりです! |