子供頃、故郷の大川風浪神社の祭りには毎年多くの見世物小屋が立った。
その中でサーカスが子供たちの人気の的だった。
岡山で家庭を持ち、息子が生まれて小学生のころになると、3年か5年ごとに地元岡山に来る「木下大サーカス」を一緒に見に行ったものです。
いろんな動物が登場して芸をし、ピエロが観客を笑わしてくれる。
日本でサーカスといえば、全国的に有名な「木下大サーカス」です。
アメリカの「リングリングサーカス」、ロシヤの「ボリショイサーカス」と並び世界三大サーカスのひとつといわれる「木下大サーカス」は岡山生まれなんです。
本社は 岡山市北区表町の千日前にあります。
1877年、興行師である木下藤十郎が岡山の西中島に「旭座」を開設したことが起源になっています。
木下藤十郎に見込まれた矢野唯助が1902年に中国大連で曲馬団を創設する。これが「木下大サーカス」の原点だったらしい。
1世紀を超えたサーカス団の発祥が岡山なんです。
サーカスの醍醐味はなんといっても空中ブランコとオートバイショーですね。
世の中はハイテク化してゆく中で、生き生きとした生の魅力が売りの大サーカスはいいもんですな。
あのジンタの音が懐かしいです。